博多駅で『会いに行ける経営コンサル』 でお馴染みの中小企業診断士、廣門です。

森永製菓のチョコレート菓子「チョコフレーク」が2019年夏に生産を終了を迎えると言うニュースに衝撃を受けた方も多いのではないでしょうか?

ネット上では手が汚れるのでスマホとの相性が悪いから売上が落ち込んだとの記事もありましたが、実際はチョコフレークの販売チャネルで明暗が分かれたようです。

国内のお菓子市場は5割がスーパーなどの量販店、3割がコンビニだそうです。
特にコンビニの伸び率は量販店の4倍にもなるそうです。
その中で「チョコフレーク」は9割を量販店に頼ってたいました。
コンビニ各社はナショナルブラントより「安い」プライベートブランド(PB)を数多く揃える時代になりました。もちろんチョコフレークに類似したPB商品もあります。

有名メーカーは長年の実績にも裏打ちされた味にも自信があり、良いもを提供すれば消費者に指示してもらえると奢っていたのかもしれません。
その間コンビニ各社はコツコツとPB商品の品質を上げて来ました。今や有名メーカーよりも人気がある商品も珍しくありません。

キーワードしては「手軽に買える」です。
以下に消費者に手に取ってもらうかを真剣に考えていかないと有名メーカーでもウカウカしてられません。
手軽に買える要素として、「場所」「価格」「量」「見た目」などで構成されます。
現在の自社商品が消費者の「手軽」を阻害しているものないかもう一度見直す必要があるのではないでしょうか?