博多駅で『会いに行ける経営コンサル』 でお馴染みの中小企業診断士、廣門です。

人手不足、経験不足はどの業界でも取り沙汰されています。
本日は流通業向けに効率化できるお話。

RFIDをご存知でしょうか?

皆さんもお持ちの非接触ICカードのSUGOCAやニモカをお使いだと思います。
ICタグを使った仕組みで、広義の意味ではこれもRFIDの一種です。
ざっくり言うと「ピッ!」で決済や登録ができるやつです。

セフルレジ

先日、暖かたシャツを買いにUNIQLOへ行った時改めて便利さを感じました。
セルフレジと有人レジが設けられていますが、スーパーにあるバーコードを1つずつ自分で読ませるセルフレジのイメージがあったので、少し待ちましたが有人レジに行きました。
数人順番待ちしていましたが、セルフレジは誰もいません。

個人的にはスーパーにあるセルフレジに関して余計に面倒だと思い1度使っていら使っていません。
なので今回も有人にレジへ行きました。5点商品を買っていたのでバーコードを5点読む時間を考えならお財布を用意していました。
すると、定員さんに商品を渡した瞬間「4,695円になります」と!
一瞬びっくりしましたが、5点重ねた商品の下に30cm四方くらいのICリーダーのようなものがありました。
これか!と。少し向こうのセルフレジも見たら同じものが設置してありました。
これならセフルレジでも全然手間ではないじゃないですか!

普及した要因の1つ

15年ほど前のシステムエンジニア時代にRFIDを活用したシステムを導入したことがありました。図書館のシステムで図書館の本に全てにICタグを貼り付け、貸出、返却、持ち出し防止、検品、棚卸作業等に使うためです。
今までもは一冊一冊本につけられたバコードを読み込んでいたのですが、貸出・返却は重ねてリーダーの上へ。棚卸は専用のハンディー端末で棚をザーとなぞるだけ。
当時結構画期的だったことを思い出します。

しかし、普及していなかったのはICタグが1枚200円くらいだったのです。
500円の本に200円のダグとなると、さすがの公共施設でも手が出ませんでした。
しかし、今は1枚1円くらいだそうです。以前よりも小型化し小さなものにも付けることが可能になりました。

システム導入や初期整備費は多少かかりますが、これまで人手でやっていた作業が一瞬で終わったりします。データ化も出来るので色々と役に立ちます。
人手不足、人件費の圧迫、働き方改革等々色々な課題解決になる仕組みです。
検討の余地はあるとおもいます。