某協同組合連合会 青年部にお招きいただき事業承継のお話をさせていただきました。

親族承継を間近に控えている次期経営者、引き継いだばかりの新米経営者が約30名かなり真剣に話を聞いてもらいました。

親族間での事業承継のポンインとは

親族間でに意思疎通です。
特に父親から息子への承継はあまりコミュニケーションがない場合が多いです。
かく言う私も父親とコミュニケーションを取ることは年々減少しています。
現経営者である父親がこれまで歩んできた道や考え方、大切にしていること、苦労したことなど過去について、現状の経営状態や課題、問題など今のことについて、今度進むべき方向性や老後のことなどをきちんと後継者やその他の家族に伝えておくことが何よりも重要です。仕事上の技術や知識は一緒に働くことで身につきます。しかし現経営者の考えていること思っていることは思いのほか伝わっていないと認識してください。

また後継者候補や家族の考えや意見も明確に把握しておく必要があります。人それぞれの考え方、人生があるため引き継ぐ意思はなかったや他の兄弟が望んでいるなど大きく揉める原因となります。

うちの家族は大丈夫と思っていても数百社の事業承継のお悩みを聞いてきてほとんどので家族間で大小さはあるものの齟齬は発生しています。そんか課題を明るみに出さずことを進めていくと後々大きな火種になります。

事業承継に関して何からしていいか分からないと言う経営者はまずは家族間での意見交換、本音のトークをしてみることをおすすめします。
しかし家族だけではうまくいかない場合が多いです。その場合は専門家の第三者を交えて公式な会議を開くことを大いに推奨します。その際適切な行司役を選定できるかが成功のポイントになります。

事業承継の第一のポイント
・“そのうち”
・“だろう”
・“問題ない”

と言う思い込みが一番危険です。お気をつけください。