博多駅で『会いに行ける経営コンサル』 でお馴染みの中小企業診断士、廣門です。
コンサルティング業務の中で多いのが、「売り上げを伸ばしたい」、「この商品を売り出したい」
皆さん各々の強みや特徴を生かした良い商品を持って来られます。
そこで私は質問します。
「商品名は何ですか?」と。
多くの方は「ありません」か「一般名称」をお答えになります。
自社店頭で相対して商品を販売する方法であればまだ良いかもしれません。
しかし私への相談の多くは「ネットで売りたい」、「クラウドファンディングしたい」です。
元々システムエンジニアをしていた経験からも「名前」はとても重要だと思っています。
何百万行もあるプログラムの中でたった1つのものを識別するのに頼りなるのは名前だけです。しかもその役割や内容、期待する事を絶対に間違わないようにします。何故ならばプログラムは私以外の「他人」も読む(見る)こと前提に作っているからです。
商品も同じで不特定多数の方の目に触れて、認知してもらい、手に取ってもらい、購入してもらう必要があります。
名前がないと、それがどんなものなのか?何をするものなのか?が分からず、得体の知れないもの、私には関係のないものになってしまいます。
マーケティングの基本的な考え方であるAIDMAの法則の第一弾の「A=Attention(注意)」を引くためには名前は重要な要素になります。
今、商品名に名前が無いと言われる方は、是非ネーミングをしてください。
更に商標登録などもお忘れなく。
(*後何回か続く予定)