博多駅で『会いに行ける経営コンサル』 でお馴染みの中小企業診断士、廣門です。

今日は事業承継・M&Aエキスパート協会認定のM&AシニアエキスパートとしてM&Aのお話。

M&AとはMergers and Acquisitionsの略で、2つ以上の会社が一つになったり(合併)、 他の会社を買ったりすること(買収)をいいます。
詳しくはこちら
2018年1〜10月期、アメリカの金利が上昇傾向の中、日本は低金利であることからその利点生かして日本企業による海外企業の買収が進ているようです。
対外M&Aの累計金額は15兆9460億円と過去最高を更新する見通しです。
大手企業や関東に話だとあまり実感がないかも知れませんが、九州の中堅企業でもM&Aは活発に行われています。
全国に的に見れば事業の多角化、垂直統合が多いようですが、九州の企業は「水平統合」が多く見られるようです。
いわゆる同業他社の買収(連携)です。

ヤマエ久野(株)は2月、首都圏を地盤とする業務用の酒類卸を買収したなどのニュースも届いています。
M&Aの理由として「九州だけでは成長に限界があり、市場の大きな関東で事業を拡大する布石とする」とのこと。

九州で事業展開する企業にとっては「九州だけでは成長に限界があり」はまさに今日のキーワードです。
九州の経済規模は国内のおおよそ9%です。福岡県だけでは3.5%前後です。
九州だけで継続的な事業や成長を考えるとあまりにも市場が小さすぎます。
そこで東京を中心とする関東圏に打って出る1つの方法としてクラウドファンディングを活用するのは有効な手段です。
現時点で切込隊長として最適なツールです。
クラウドファンディングの主戦場は明らかに関東です。おそらく全てのチャネルはそうでしょう。
しかし、今ならライバルの絶対数は少ない!と言う機会がそこには存在ます。

「九州の良いものを関東圏に紹介する!」
私がクラウドファンディングを活用する事業所さんを支援するミッションの1つです。
夏以降セミナー開催できてないので年明けには開催するようにします。